まえおき
この記事は
・Vtuberを始めてみたい!
・けどやり方がわからない!
・できるだけお金のかからない方法がいい!
という方に向けた3DVtuberの簡単な始め方のハンズオンになります。
私自信の経験則によるものになるのであまり鵜吞みにせずに、参考程度にしていただけたらと思います。
また、Live2DやUnity、BlenderでVtuberをしたいという方は参考にならないと思います。
この記事の通りに設定をして何かしら問題があっても私は責任を負いかねますので、
自己責任でお願い致します。
分からない部分はしっかりと自分で調べて頂ければと思います。
私に聞いて頂いても大丈夫です。
大丈夫な方は続きからどうぞ!
- まえおき
- 用意するもの、前提
- 私の動作環境
- Vroid StudioでVroidを作ろう!
- VRMを読み込むソフト
- Webcam Motion Captureを使ったキャプチャとOBSへの取り込み
- あとがき
用意するもの、前提
・WindowsのPC
・Steamアカウントの作成とSteamのインストール
・Vroid Studio
・OBS Studio
・VRMキャプチャソフト(後述)
・USBWebカメラ、もしくはFaceIDのついたiPhone
・やる気
私の動作環境
OS:Windows11 Pro
メモリ:32GB
GPU:GeForce RTX 4060
Vroid StudioでVroidを作ろう!
まずSteamでVroid Studioをインストールします。
Vroid Studioを開きます。
開くとこのようなモデル選択画面が出ます。
とりあえず左下のサンプルモデルを開きます。
このようにモデル作成の画面が開きます。
顔、髪型、体型、衣装、アクセサリーを各パーツレベルでかなり細かくいじることができます。
例えば衣装にプリセットがあるので選ぶと着替えます。
このような感じで簡単にアバターを自分好みに作ることができます。
衣装や髪型はある程度プリセットがありますが、凝りたい場合は、以下のように衣装や髪のテクスチャや色を自分いじったり、テクスチャ画像を自分で作って読み込んだりすることができます。
また、Booth(https://booth.pm/ja)でVroid用の髪型やモデル、衣装が無料で配布されていたり、販売されていたりするので覗いてみてください。
操作方法についてはインターネットで色々調べてみてください。
さて、モデルができたら一旦左上のところから「名前を付けて保存」しましょう。
少し重くて時間がかかります。
これを保存しておくと「.vroid」ファイルになるので、またVroid Studioで開いてこのモデルを編集できます。
次に右上からVRM形式に変換します。
このVRM形式というのが3DVtuberになるためのファイルだと思ってください。
VRMエクスポートを押すと、以下のようになるのでエクスポートボタンを押してください。
フォーマットは「VRM0.0」にしてる方が良いです。
タイトルと作者は適当に入れて下さい。
他も自分で使う分には適当で良いので設定してエクスポートしてください。
このようなファイルができればOKです。
次はこのファイルを使って、実際に顔の動きや手の動きをキャプチャしていきましょう。
VRMを読み込むソフト
このVRMファイルをキャプチャーソフトに読み込んで、WebカメラやiPhoneのカメラでトラッキングすればモデルを動かすことができます。
有名どころのソフトとしては以下になります。
・Waidayo(iPhoneアプリ)
触ったことないからわかりませんが、無料でかなりトラッキング精度が良く、
膨れ面や舌を出したりできるようです。
・VSeeFace(PC)
無料なのに軽くてかなりトラッキング精度が良いです。
でもハンドトラッキングはできないです。
・Webcam Motion Capture(PC)(https://webcammotioncapture.info/ja/)
私が実際に使っているソフトです。
ちゃんと使おうと思ったら月額199円払う必要があります。
ちょっと重いけどトラッキング精度が良く、ハンドトラッキングができる!
最近パーフェクトシンクに対応しました。
私はカメラでハンドトラッキングを絶対にしたかったので課金してWebcam Motion Captureを使っていますが、他のソフトでも全然問題ないと思います。
Webcam Motion Captureでこの後OBSに出力する方法を説明しますが、
多分他のソフトでも同様だと思います。
他のソフトでOBSに出力する方法は調べてみてください。
Webcam Motion Captureを使ったキャプチャとOBSへの取り込み
Webcam Motion Captureを
https://webcammotioncapture.info/ja/
こちらからダウンロードしてWebカメラをPCに付けた状態で起動すると
このようにウィンドウが二つ出てくると思います。
小さい方のウィンドウはカメラからの入力を受けるウィンドウになります。
Webカメラの部分は使用するカメラを選択してください。
画面サイズは小さめで良いと思います。
あと、「カメラを非表示」のチェックは入れといた方が良いです。
事故ると怖いです...
大きい方のウィンドウが実際にOBSに映す画面になります。
サブスク購入している人は情報を入力してログインします。
一回試してみたい人は体験モードボタンを押します。
体験モードの場合は以下のようにUI設定や文字が消せないので
このまま配信に使ったりはできませんが、実際にカメラで顔がどのようにトラッキングされるか、手がどのようにトラッキングされるかを試すことができます。
右上のVRMファイルを開くの部分から作ったVRMファイルを読み込みます。
私はサブスク購入しているので以下のような画面になり、スペースキーでUIを消すことができるので完全にモデルだけが動く状態にできます。
この状態の画面をOBSにソースとして取り込みます。
UIを非表示にした状態で、OBSのソースにゲームキャプチャを追加します。
モードは「特定のウィンドウをキャプチャ」
ウィンドウは「Webcam Motion Receiver.exe」
を選択します。
するとOBSの配信画面部分にトラッキングされたモデルが映ると思いますのでこの状態で配信をすれば......
これで君もVtuberだ!
おめでとう!!!!
イメージとしては以下の動画のような動きになります。
あとがき
この記事は
Vroidって何?
3DVtuberって何?
Vtuberやりたいけどどうやってやればいいかわからない
と聞かれることが多かったので
案外簡単にできるよ!
完全無料でもできるよ!
ということを伝えたかった記事になります。
PCスペックさえ担保できれば半日あれば3DVtuberになれるんです!
凝ったことをしようと思えばUnityを勉強したり、Blenderを勉強したりととてつもなくハードルは上がり、時間もかかりますが、配信に動きを持たせたいだけであれば今回説明したレベルで十分。
後々ブラッシュアップしていけば良いと思っています。
オリジナルの3Dモデルも完全無料で作れるのでセルフ受肉がやりやすい!
Live2Dよりハードルは低いと思っています。
みんなVtuberやろう!
サクサク読めるようにとても簡素に書きましたが、この記事を読んで
Vtuberやってみたい!興味ある!
という方は自分で調べてみるか、以下から私に連絡くださいね
Twitchチャンネル
https://www.twitch.tv/orange_mb
次は配信を盛り上げるためのギミックやWarudoのハンズオンについて記事を書けたらと思っております。